盆の中日、終戦の日。
飼主は比較的、頻度の高い方ですが、年に何回かは穏やかな心で
もって、手を合わせましょう。鞍馬はいい場所です。
駅前に、こんな看板もあるんですけどね。
弁慶や天狗は想定内として、しっかり「寅」も仲間に入っているのが
「クルシャの天地」的で、ようございます。
パワースポットにつきましては、まあ特にコメントすることもありません。
そうそう
鞍馬山について説明していたら大変なので、お調べ下さい。
一応、仏教なのだが、そうでもない。単立の宗教法人であって、はっきり
言っていろんな事があった。飼主には、京都でも最も好きな場所という点
で、何があろうと変わらないところですよ。
ブログ的な指摘をすると、鞍馬山の狛犬は、犬じゃなくて虎
駅前の看板にも「寅」って書いてありましたよね。
そう、正確には「虎」じゃなくて「寅」なのです。
御所から見て寅の方角が鞍馬山だから、だそう
です。飼主のプロデューサーがそう仰ってました。飼主もそう思います。
いや、間違い無いでしょ。ちなみにこの虎は「人虎」ではありません。残念。
最高のアングルを発見。
近代以前の狛犬石像って、どこかに必ず隙があるんですよね。
よく見るタイプの狛犬に決して表現されない首元の皺なんか見どころです。
もっと言うと、下から見たマズルが最高。
本棚の上の猫
その頃、飼主の虎は本棚の上で寛いでいました。
盛夏のオンシーズンに、こんな状態で飼主は贅沢させてもらいました。
すっかり懐かしい場所になりました。
10年前から何一つ変わらない。
変わったことを挙げるなら、参拝者が一層減ったことくらいですかね。
魔王尊も平和にしています。
境内には神社もあるのです。
こちらの狛犬は親子に造ってあるのが有名。
「石橋」とはちょっと違う。
「石橋」は獅子でした。獅子と狛犬の違いなんですが、獅子には角が
ありません。あとは大体似たようなもの。
塔もこんなに綺麗なんですけどね。夏に行くなら鞍馬か比叡。
山を越えた貴船なんかは混雑しているのに、この涼しげな様子。
人は来ない方がいいのかな。
スピなんとかな人たちで溢れるより、ずっとましか。
はい。黙ってここを飼主は通りすぎませんよ。
これぞ、典型的な穴太(あのう)積
綺麗に残っています。鞍馬も城塞寺院の側面があったんですかね。
これまでも随分登ってきたのですが、まだ先があります。
毘沙門天の灯籠。とにかく、鞍馬の魔王とか天狗とかは一旦忘れて、ここからは
毘沙門天に集中しますよ。おんべいしらまんだやそわか。
やっと着いた。しかし、これで終わりでは無い。
お参りしますよ。
これがね、いわゆるデザイン化された、「隙のない虎」ですよ。
飼主は隙だらけの古い虎の方が好みなんですけどね。
かっこよくなるのは歓迎なんですよ。でも、背後にゲームやファンタジーやアニメ
の世界観混ぜてくるのは止めて欲しいな。
この虎は違いますよ。最近の傾向のことです。
お参りが終わると、本殿前の床にこんな意味深な模様が。
例のウエサク祭の祭礼の中心地らしい。
ここで悩むのですよ。
山越えして奥の院に行って、そこから貴船に降りるか、あるいは
今来た道を戻って、電車で貴船に向かうか。
結局、山越えに決定。
そりゃもう滅多に来ないので、せっかくだから山越えするのですよ。
しかしこの時点で既に飼主は、「もう二度と来ないぞ」と文句言って
ました。水飲み場が無い。山水でなくてもいいから、飲める泉を作って
ください。水筒持参をおすすめします。あとウォーキングシューズと
合羽。
普段から歩いている人たちにとっては、軽い散歩みたいなものだと
思います。それでも足を止める度に風が吹いてくれたので、暑さは
あまり感じませんでした。
ほらきた。
眷属社です。
天狗自体を、よくある「なんとか坊」という名前で祀っていない鞍馬山では、どうにか
この「眷属社」に天狗様がいらっしゃるらしい。なんといっても全国の天狗の総元締め
である「鞍馬大天狗」がおられるわけだが、ひっそりしてます。駅前で下品なほど天狗
を露出していたのとは大違い。大天狗といえども謙虚なのであります。
飼主の汗と筋肉痛の代償による鞍馬貴船案内、まだ続きますよ。
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