北野梅園にも白梅ありました。
そういえば、今年の正月に根付きの小松と一緒に梅の若枝を一枝、花屋で求めてきたのを想い出します。
翆の色をした直い姿の清々しい梅の枝だったので、つい松の脇に置いてみたくなったわけです。
その、若枝の時には竹のように直いくせに、長じるとこのようにうねり回るというのが梅というやつです。
さらには、種によって枝垂れてきたりもする。
飼主も梅のように人格的に統合しつつ、梅のように不可解でありたいものであるな、と。
望まなくても既に達していると思いますが、梅を観ないと思わないことも、ある。
ウルタールのうる: 巻九 (うるたやBOOKS)
明鹿 人丸うるたや