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Channel: クルシャの天地
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紅梅接写

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まあ、晴れた良い日に満開の梅園にやって来たというわけで、やたら写真があるので、まだ張って参りますよ。






花一輪だけ寄って観ても良いものです。






そういえば、梅の花の付き方というのも特殊で、桜なんかと違って、必ずしも枝先にのみ花をつけるとは限らない、という妙な性質があります。






要するに、幹から花を咲かせている梅が、稀にあるということですよ。
飼主も観たことありますし、話題にされた記事を読んだことありますね。







このあたりに小鳥でも来ていれば、いい写真になったんでしょうな。







このなかなかに魁偉な枝振りに、幹にはゼニゴケなどを張り付けた老梅が、可愛らしく芳しい花を並べている様など、最高だと思うわけですが。






実際、『続近世畸人伝』になんだか京都の絵師を一人紹介してたような気がするんだが、見開きを使ってその雨の画を版画に起こして張り付けてある。気合いは伝わるわけですが、そんな梅の画を描くだけで畸人なんかにされてたら敵いませんな。再録人物の不足に悩んだんでしょうかね、といつも思います。






人生賭けて描いてみたい気持ちにさせる、そんな梅ではあるのですが。

不可思議立体 (うるたやBOOKS)
東寺 真生うるたや 

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