本日もクルシャ君の幸せな日々。
ところで、昨年は歴史的な規模で金融緩和が拡大されたために、通貨安インフレの地盤が醸成なんてものじゃなくて確信的に徹底して断行されてしまったわけなんですけれども、低リスク融資の資金の行き先が固定資産へと及んでしまった為に、昨年末から一部の中銀でマンデートに住宅価格の低位安定、という命題が追加されております。
では、仕掛けるとしますか。
そうだね。金利がマイナスの時代が終わるかも知れない。
笛付のおもちゃで誘ってみますね。
そっちか。毎日クルシャ君は飼主を挑発するのにおもちゃを用いるのですが、同じおもちゃだと新味がないらしいので、ちょくちょくおもちゃを換えてくるのです。
金利が変動するように、クルシャ君のお気に入りのおもちゃもシクリカルに変化していきます。
古いおもちゃでも、引っ張り出して一通り遊ぶとしばらくまた楽しげにあちこちへ持って回るようになります。
猫のおもちゃは、おもちゃ箱から適当にピックアップしていれば済むけれども、共時的でグローバルな流動性と質の変化に対応するには、古い理屈が通用しない。
というわけで、シクリカルといっても、なんとかの波みたいな大雑把なこと言ってても、何一つ対応できないのが困る。
斜めに構えるクルシャ君。弄っている間に、本気になりました。
ウルタールのうる: 巻十三 (うるたやBOOKS)
明鹿 人丸うるたや