クルシャ君はロング&サブスタンシャルという体型の猫に分類されております。ウルタ君と同じグループなのですが、体型が明らかに違います。
御覧の通り、ロングだがサブスタンシャルじゃない。
末端も小さいし、体高もそんなにない。尻尾は誇れるほど長い。
クルシャ君がロングな一方なだけであって、ラガマフィンがみなサブスタンシャルではないと言っているわけではないので誤解ありませんように。
その長いだけのクルシャ君が仰向けに寝ています。
奥の方にピンク色の何かが見えていますがあれ、おそらく耳ですね。
そしてまだ毛量が少なめである今ならば、猫の臍を探すことが出来ます。
世間にはゼロトレランスでもって、他者の個性を殺すためだけに毛を拭いて傷を求むるような許容力の無い反自由主義者というか超自我に屈した連中というのがいつも居るわけですが、飼主はクルシャ君が機嫌良く弛緩して腹を出しているならば、毛を拭いて臍を探しておりますよ。
不寛容の実践ではなく、彼のフィジカルな成長の痕跡を見る為に。
普通の猫ならば、臍はほぼ真円に近い形をしています。
しかし、クルシャ君の臍は正中線に沿って縦に長い楕円なのですよ。
楕円といいましても、楕円に見えるなどというものではなくて短径と長径の比が1:2くらいある。
ちょっと無理をしながら長く伸びてきた証拠であろうと思ってますね。
ウルタールのうる: 巻二十三 (うるたやBOOKS)
明鹿 人丸うるたや