タイトル写真は傷害の被疑者Kのマグショットです。
朝にクルシャ君のちゅーるに、免役増強用の乳酸菌を入れて与え、風邪用の薬ピクシリンを水薬にして、シリンジで与えた後にまだ構って欲しがっていたので、抱き上げたまま、ゴミを捨てようとして片手でゴミ箱の蓋を開けたところ、パニックを起こしまして、飼主から逃れようと右手で飼主の左耳を殴ってくれました。
その際、珍しく爪を出していたようで、飼主の外耳から出血。
自分が慌てた結果、飼主を傷つけたことについて自覚しているかどうか観察出来るいい機会なので、様子を見ていました。
結果、自覚しているのかどうか、よく分かりませんでした。
飼主に何かして、反撃されたことが無いので気にしていないのかどうかも、よく分からない。
恍けていれば、何か疚しい感じも悟れるのですが、それもない。
敢えて言うなら、いつもより余計に甘えたり、頭突きをしたりしてきました。
自覚して、逃げたり隠れたり恍けたりせずに、余計にすり寄ってきて気遣ってくれたのだとしたら、いい猫になりましたね、クルシャ君。
そう猫はヒトのような謝罪などしない。互いの尊厳を守るために謝罪をしないのです。そして、仲良しの怪我を気遣う。
飼主の誇りです。
水のソーテール3: 悪魔オフィオモルフォス (うるたやBOOKS)
東寺 真生うるたや