去年からシニア年齢に達したクルシャ君は、この秋余裕を持った成熟の表情を見せるようになりましたよ。
そういえば、最近君へのコメントで、アドラボーってのが全く無くなりましたよね。
やはり、族長の自覚が印象を変えたんですかね。と訊かれたら「いやー、無欲の勝利ですかね」とか、訳の分からないことを言って笑うと、好感度が上がるらしいよ。
そして
わざわざ階段のステップをひとつ潰してこのように寛いでいる様子に、飼主は老成した哺乳類に共通する、所謂「貫録」というやつを見ましたね。
貫録、長上の余裕というやつですかね。
国立博物館の正面ホールにある「老猿」の自ずと盛り上がる気迫みたいなものを、クルシャ君の右腕に感じますね、はい。
おっさんは皆こうなってしまうのだろうか。
天使で美少女だったクルシャ君も、肩周りから充実していくのですね。
今はまだ毛も夏毛の様子を残しておりますが、いずれまた毛羽毛現みたいになる。
構わずどんどん化け進んでもらいたいですね。
ダグマのサオスヤント (うるたやBOOKS)
明鹿 人丸