膝乗り猫の重さが嬉しいときも見て、また膝乗り猫の重さが煩わしいときも確認のためにしっかりと見ておく。
それが猫の爪というものです。
爪が細くなりすぎて、何にでも掛かるようになると、家の中はファブリックだらけだったりするので猫にとっても危険です。
不器用なクルシャ君が爪をどこかに掛けて困らないように飼主はクルシャ君の爪を管理しています。
彼の爪を切るときは、膝に乗せて、抱えながら切ることにしています。
おかげで、飼主の膝には乗ってくれなくなりました。
それでも気にせず膝乗り猫としてよく密着してくれていたサオシュ様なんかのことも覚えているので、膝と爪切りの嫌悪感が連合する個性としない個性がある、というのは分かりますね。
クルシャ君の爪は、彼同様に繊細で、且つよく成長します。
一週間も放っておくと危険な長さになってしまう。
それで、飼主のことは、クルシャ君から見ると「たまに襲撃してくる爪警察」みたいな存在として認知されることがあるわけです。
例えば、この顔
「爪警察だ」と思って警戒しているのがよく分かります。顔に書いてある。
爪も隠している。鷹ではないので、能力は関係ない。
ウルタールのうる: 巻三十一 (うるたやBOOKS)
明鹿 人丸うるたや