ハッシュタグがおかしい?いつものことなので気にしないで下さい。
五月五日ですよクルシャ君。
端午の節句です。
一昨年くらいだったかな。
既に失われた感のある鯉のぼり文化みたいなものを惜しむようにして、夜中の四条烏丸で酔漢が小竿に付けた鯉のぼりのオモチャみたいなのをふりふり、童謡を歌っていた姿を見て、飼主はこの上なく切なくなりましたよ。
クルシャ君も寝起きで、胸回りの毛がもよもよになってます。
憔悴して、冠を外した屈原みたいになってます。
ものの喩えなので、屈原がどんな髪型をしていたか見たことはありません。
蓬髪っていうんですかね。
こうしたことでも、一つずつ言い訳しておかないと、通じないような不便な言語になりましたね。
端午の夜には自由なクルシャ君が跳ね回ります。
お腹の向こうから橙色の鼻を見せることくらい、普通です。
よく見ると、もう鼻先しか見えなくなっているけれども、おしり族の矜恃は保ち続けている。
片目だけ見せたりもする。
あ、因みにですが、爛らかすなんていう言葉を一度だけ目にしたのが屈原についての古い祭文の中だけであって、一度どこかで使いたいと思っておりました。
こんなところでもないと使えないし、使ったからもういいですけど。
ウルタールのうる総集編: 4 (うるたやBOOKS)
明鹿 人丸うるたや