この日、ほぼ二年ぶりに昔よく挨拶していた猫の姿を見ました。元気だったんだね。
急いで追っていくと、路地の途中で、しばらく振り向いてくれました。
三年前の年末にあたる以前の記事と比較しても同じ猫かと思われます。
遠くで挨拶のために立ち止まって振り向き、また路地を先へと行きます。
その先には、君のための温かい場所が用意されているんだね。
安堵したり嬉しかったりで、連写してしまいました。
その後ろ姿は、なんとなく以前より丸くなっているような。
あのときはまだ幼かったのだろうか。
というようなことがあったのですよ、クルシャ君。
似ている猫、ではなくて同じ猫でしたよ。
みなさんに温かい場所がありますように。
クルシャ君も微笑んでいます。
ウルタールのうる: 巻三十一 (うるたやBOOKS)
東寺 真生うるたや