クルシャ君も飼主を常に操作しようと考えているくらいなので、知的に見えることもあります。今回は、そんなクルシャ君のやや凜々しく見える表情を撮ってみました。
複合機のパネルや電源は、残念なことにキャットプルーフに対応していません。
そのため、彼らの肉球で容易に操作できてしまいます。大体、二日に一度くらいの割合で、電源入れたりへんなものを出力したりしてますね。
何か思うところがあって、パネルをいじっているらしいのですが、ほぼカオスな出力しか見たことがありませんね。
イメージスキャナなんかは、操作できないので、クルシャ君の昼間のベッドとなっています。
クルシャ君が見ているのは、窓の向こうにある別の部屋です。
彼らが首を横に出しているのは、距離を測っている時特有の姿勢ですよね。
ビッグキャットのこの様子を正面から見てしまうと、ほぼ同時か数秒後に襲われますよね。
悪巧みしてるときのクルシャ君が凜々しく見えてしまうのは辻に潜んで敵を待つ武者が凜々しいのとほぼ同じであります。
部屋の出口を見張る。敵は現れないようですね。どんな敵を想定しているのか、分かりませんが。
向かいの窓に鳥もいない、と。
敵も出ないと判れば、クルシャ君もおとなしくなります。飼主も昔はよく不敵な笑い方をするなと叱られていたものです。笑い方だけで無用に敵を作ったり、肝心なことについて惚けた反応を繰り返すと、松永久秀みたいになります。
凜々しくふわふわなクルシャ君を守るのが飼主の役目なんですが最大の敵はクルシャ君のイタズラなんですよね。
ウルタールのうる: 巻三十一 (うるたやBOOKS)
東寺 真生