痛々しいタイトルセンス。
自分から削られにいく勇気もあっていいと
思ってますよ。
勇気なのかどうか、知らないが。
おしり族族長になりましたクルシャ君ですが、
九月になって、いよいよ尻尾がふわふわになって
きました。
おしりが自慢のクルシャ君
自慢できるものを、物惜しみすることなく、誇って
いられるクルシャ君のことが好きです。
ウルタ君も、かつて立派な尻尾を持っていました。
しかし、自分の尻尾にウルタ君が満足していたのは
一歳の誕生日が過ぎたあたりまでで、その後は
自らの立派な尻尾を自分で否定していました。
止めてくれと飼主が懇願しているのに、自分の
尻尾の毛を毟っては、毛を減らしていました。
彼の望んだ完璧な尻尾ではなかったから、不満だったのかも知れない。
不満と無縁の縦(ほしいまま)な尻尾が、族長のしるしです。
ウルタールのうる: 巻二十九 (うるたやBOOKS)東寺 真生うるたや