とある理由から、いつもより満足したクルシャ君。
大人しくしているようなので、見に行ったら
いつも寛いでいる場所で、マットを丸めて枕にして
いました。
何故、満足していたかというと、要求が通ったからです。
猫が何を要求しているか、猫は分かるようにいつも伝えようと
努力しています。分かりづらいから、慣れた文脈ではないから
伝わらないなどと言っていると、いつまでも猫の気持ちは理解
できない。
彼らの基本であるところの「お腹減ったから、フードください」
さえ分からないのならば、もう猫のために何かしているとは
言えない。
とはいいましても、飼主もこの数年で何度も確かめて、彼らの
普遍的な表現として通じるらしいということを、理解できた
わけなんですけれどもね。
次の動画が、猫が何か食べ物を要求している表現の典型です。
食事を要求する猫
ただ鳴いて近寄って、訴えているだけではなくて
舌を出しては鳴いていることに注目してください。
同様の仕草で食べ物を要求している農家の納屋に雑居
しているロシアの猫たちを見たことがあります。
ローマの遺跡の猫にも、同じ仕草で餌くれる人に
食べ物を要求している猫がいました。
必ず舌を出して「食べたい」と伝えています。
まあ、せっかくいい素材が出てきたので
こうして動画にしてブログネタにしたんですけどね。
クルシャ君はすぐにフードを貰いました。
こうして満足して、しばらくすると、今度は舌を
出さずに前脚で飼主の肩を叩きながら要求してきた
ので、遊びへのお誘いだと分かりましたよ。
ウルタールのうる: 巻二十九 (うるたやBOOKS)東寺 真生うるたや