祇園祭、鉾立て前の貴重な時間帯に
船鉾の詰所を撮影しました。
京都市内特有の仁丹表示がありましたので、
証拠になりますかどうか。
下の方を読んで頂くと、船鉾町と書いてありますね。
綾傘鉾は、宵山くらいに出現いたします。
鉾立て前の鶏鉾です。
ここでまた発見がありました。
いつもは、遙か下から見上げてようやく形が分かる、
この鶏鉾の、鉾に付いている藁の装飾の造りが
間近で観察できましたよ。
鉾の造作はすべて違うので、鶏鉾の藁飾りも特有のもの
と思われます。
ご存じの通り、山鉾の組み立てには釘を使わないので、
基本は縄と、部材の組み上げなわけです。
この期間の麻と藁と榊の消費量すごいんだろうな。
鉾立て当日の午前中にしか見ることが出来ない、部材の
表示を記録することが出来ました。
細部をご覧下さい。
隅の方に、方角が書いてありますよ。
元の方から先の方を眺めてみました。
現地人だからできる祇園祭の山鉾報告、今年もできる限り
お伝えして参ります。
幼稚園前で発見した、園児らの絵も山鉾。
ウルタールのうる: 巻二十九 (うるたやBOOKS)東寺 真生うるたや