去年くらいから、極めてチープなネタの一貫として
近所のカプセルトイ販売所のオモチャのデザインを
定期的に報告しております。
ついに、キャラ的なものから、どんどん離れていって
地方の産品のデザインがかわいすぎるだの、ほとんど
ブログネタみたいな商品が並ぶようになりました。
まあね。
いろんなものを寿司ネタにしたい気持ちも分かる。
力士って。
この子は確かに人気者です。
以前、カプセルトイでガーデンイールなんかもあったんじゃないでしょうか。
美麗なウミウシなんかもきっと企画されたことでしょうが、あの
細部と再現不可能な発色が魅力なのに、生物の美しさはこのタイプの
おもちゃには不向きなんですよね。
どうしても形態と大雑把な着色で表現できるおもちゃになってしまう。
そうすると、伏見人形だとか、帖佐人形だとかは、よく出来ている。
人形焼きの人形の愛らしさなんて、ほぼ厳選されたデザインなんでしょう。
正体は。くま。
ワンインパクトです。こういうの、買う前からバラしておいていいのかな。
買ってから確かめたいっていうのは、インセンティブにならないんですかね。
正体がイチモンジセセリだったりしないかな、わくわくって
思う人いない?
あ いませんか。
量感を愉しむというタイプのおもちゃ。
購入しても、チープ感を抱かせないための堅実な
提案であることを評価します。
このように、ただのカプセルトイでもマーケティング上の
あらゆるアプローチが混在していて、見て回るのが楽しいのです。
たまに、本当に買ったりするからね。
再現性が大事なおもちゃも、まだ健在です。
もっと創造的な試みが、他の領域でも評価される
そういう社会になってもらいたい。
ウルタールのうる総集編: 4 (うるたやBOOKS)クリエーター情報なしうるたや