このところ、正月用の屠蘇散が手に入りづらく
なって困っています。屠蘇の無い正月でも構わない
のだけれども、クルシャ君と毎年やりとりすのるのが
恒例になっている屠蘇散騒ぎのネタが無くなるのが
残念です。
クルシャ君と屠蘇を酌み交わすわけではなくて、
こちらの屠蘇散の袋の中身を取ったり取り返したり
することになっているのです。
中には糸の付いたティーバッグがあって、これを酒に
浸すことで、屠蘇を抽出するわけですな。
半日ほど浸しておくと、黄金色の芳しい屠蘇となります。
ちなみに、前年末におきまして、京都錦市場の酒屋で
さえ入手が出来なくなっておりました。どこで買えば
良いのか。来年は通販で入手するよりない。
とにかく、大晦日になんとか入手した屠蘇散でありますが、昔は
酒買うとおまけで付いてきたような品物なのです。昔といっても
四、五年前にはそんなのがありましたよ。
クルシャ君は屠蘇散のティーバッグをよく憶えていて、必ずおもちゃに
します。隠しても、隠れて作業しても無駄。
必ず見つけて、引っ張り出し、走り回りるわけです。
仏光寺に立ち寄り、平成の話をすると年寄り扱いされるので
あろうななどと嘆じつつ、クルシャ君との戦いに備えます。
さて、屠蘇をつけ込む前に、そのティーバッグの紐を必ず
引っ張ってまず取り合いを何度か繰り返します。つけ込んだ後
となれば、しばらくすると、飼い主のところにやってきクルシャ君が
勝利宣言してくるので、「ああやりおったな」と台所へ走ると
案の定引っ張り出された屠蘇散が床に落ちている。
そもそも予想しているので、屠蘇散は必ず数袋購入することで
リスクヘッジをしております。
新年の「市民しんぶん」に新キャラが出てきたかと思えば、寒いけど
出かけろよなんて誘っています。
こっちは屠蘇騒ぎで、外出なんてありえんのだよ。
そもそも、ようやく帰って来て、猫とやりあって
いるので忙しいのだ。
誰なんだよ、と誰何すると、これが名乗らない。
「いや、名乗れよ」
なんて言いながら、屠蘇を飲む前に、既に屠蘇臭くなっている
クルシャ君を横目で見る。
選択式チャートで文化的な催事を紹介するページですが、選択の
先に、あってはならない項が存在するのも刺激的です。
これね。
それとなく、質問を工夫しながら読者が自らの意志で
選択したと思わせるようなインセンティブを喚起する
のが広告の目的なんだが、やりなおせとか、広告の目的
それ自体を全否定してて、素敵。
飼主もこの類のチャートはいくつも作ったんで、この手があったか
と新年から、希望が持てました(棒)
ほんと期待してます「市民しんぶん」。
あとこちら。
ポケモン的なイベント。
このタイプの広告の可能性は大いに伸びると思ってます。
屠蘇散の普及も、この手法でやったらどうか?
新刊『ウルタールのうる』第二十七巻
表紙 大屍鬼近衛隊隊長 ク・ンテイデ
「地下軍は全くの役立たずだ」
附 「ウルタール世界の地図」
「屍鬼制圧作戦図」
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ウルタールのうる: 巻二十七 (うるたやBOOKS)
ウルタールのうる: 巻二十七 (うるたやBOOKS)明鹿 人丸うるたや