猫に抜け毛はつきもの。
クルシャ君の抜け毛は、よく張り付き、何とでも絡み、量も多く、
とても細いのです。
この時期くらいに、漢詩によく出てくる「柳絮」というのが飛んでます。
日本では、北海道で見られるそうですが、あの柳の飛ばす綿毛のことですね。
あんまり猛烈に飛ばすので、日本に持ってこられた柳は大抵柳絮を出さない
種類です。おかげで、この国で柳といえば、なんだか涼しげな水辺の樹という
ことになってます。
同じ時期に、クルシャ君は自身の毛で柳絮を発生させることが判明。
一歳の春の終わり頃。
ブラッシング必要ですね。
ところで、昼間気配がないクルシャ君が何をしているのか、気になった
飼主は、飛んでくる綿毛の元へとカメラを手にして向かってみました。
猫のお仕事/窓の外を見る
窓際でずっと外を見ているのです。
何度か撮影に気付いて、向き直って手を出しに来てくれてます。
でもまた向き直って、窓辺に向かうクルシャ君です。
おそらく、これがクルシャ君の日課のひとつなのでしょう。
風の通り道にいるので、綿毛が飛び交うのです。
柳のように毛を飛ばす、柳猫。
また、洗うしかあるまい。
にほんブログ村