『ウルタールのうる』第二十五巻が出版されました。
本年一月からのブログ連載分の書籍化、市場参加がこれで終了することになります。
二十五巻では、宙塔文書の内容がそのまま挿話内の挿話として入れ子になっている
状態で、時空連続体の話題が始まる形になっています。
宙塔文書の一部として書かれたものは、別冊『極東寓話集』として独立した形
で編集し、出版されています。
また、二十五巻の最終話は、書き下ろしとなっています。
二十六巻以降の出版、および新たな企画につきましては、こちらのブログで
後ほど計画を発表いたします。
第二十五巻にも「屍鬼制圧作戦図」が付属しています。
本ガイドが読者の皆様方にとって助力となれば幸いでございます。
表紙
ケルマン寺司祭 アラガン
ウルタール高教ケルマン寺の司祭。スコティシュフォールド、ロング、
カメオタビー。
若い頃は宙塔猫であった。高教の機関で教育を受けた後、宙塔猫で
あった経歴を評価され、ケルマン寺司祭となる。
極めて穏やかで丁寧な性格。
第二十五巻のあらすじ
東方軍ドクサ少将は、矢島と共にウルタールの異界通路である宙塔を襲撃
する。宙塔警備隊に現れたメナスは、策によって鎮西軍黒猫隊の扮装をした
ドクサ隊を見て動揺する。ケルマン寺では、宙塔文書の解読中であった飼主
が宙塔襲撃の報せを聞いて現地へ赴こうとするが、司祭アラガンの語り出す
秘密に瞠目する。
キャラクターピックアップ
ドクサ
ロシアンブルー。東方軍少将。ロウタンの二十代以降の裔という。
宙塔特別区に現れて、工作と作戦行動を遂行する。
共に行動する矢島一向の荒んだ言動に戸惑うが、やがて扱いに
慣れて対等に会話するようになる。
事象
宙塔特別区
宙塔の周囲の指定された区域。出入りが管理されている。
中央には、ウルタール建国以前から聳える宙塔が屹立して
いる。
ウルタールのうる: 巻二十五 (うるたやBOOKS)クリエーター情報なしうるたや
新刊『ウルタールのうる』第二十五巻
表紙 ケルマン寺司祭 アラガン「私はかつて宙塔猫でありました」
附 「ウルタール世界の地図」
「屍鬼制圧作戦図」
ダウンロードしてすぐお読みになれます。
次巻発売開始迄には、当ブログ内の該当連載記事が
順次消去されていきます。