クルシャ君、望みを果たしてご機嫌です。
満ち足りた顔で転がってます。
実はこの日、座椅子のクッションを新調いたしまして
これ、くたびれてますけど、いつまで
使うんです?
今日までだ。
などというやりとりがありまして
次のクッションはふわふわにして
くださいね
クルシャ君も飼主のいない座席で丸くなるのが他の多くの猫同様に
好きなものだから、クッションの感覚にはこだわりがあったようです。
そのふわふわのクッションを置くために
さっそく、前のクッションを廃棄します。カバーを外して中身
と分けていますと
あの 何か素敵なものが見えて
るんですけど
クルシャ君は初めてクッションの中身を見ました。それはクルシャ君にとって
魅力的なものです。猫の中には、こういうのが大好きな子がいます。
布や紐、毛綿状のものを舐めて弄ぶ、ウールサッキングという行動のようです。
舐めてるだけでも口から胃に入ってしまうこともあるので、飼主はできるだけ
ウールサッキングをさせないようにしております。
以前、クルシャ君が毛糸を食べてしまって心配しました。
あの いいですか 舐めても?
しつこく 真剣に 何度も 許可を求めてきます。
黙ってこっそりやらないのですね。猫なのに。
などと感心し、飼主の見ている間だけ、ということで
許可しました。
そのクッションの中身は、化繊の綿のようなものでした。
これは、舐めたら楽しそうだ。
クルシャ君は前脚でその綿の感触を確かめてから、さっそく
舐めにはいります。
クッションの中身を舐める猫
舐めております。それはもう、不乱に舐めております。
何が楽しいのかよく分からないのだが、猫のブラシのような
舌で繊維を梳き取る感覚が面白いのではないかと思ってますよ。
前脚にひっかかる感じも楽しいんだろうね。
この綿の一画を踏んだり舐めたりすること数分。
行動が過激にならないうちに、回収いたしました。
放っておいたら、クッションの死体遺棄現場みたいになるからね。
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