あー、白狐さま可愛かったなあと思いながら
真夜中に時間を作って、猫たちのいる公園に向かいます。
ここにはいつも三匹の猫たちがいます。ここに写っている
二匹は同公園で昨年の冬頃から飼主が認識して、本年八月初頭
までは存在を確認していたのですが、八月十日から姿を見て
いません。偶然二度ほど見掛けなかっただけかもしれないので、
また様子を見に行きます。
保護されたのだろうか。
様子を見に出かけると、いつも照明の下に連れ立って現れて
は、睦まじくしています。
仲の良い公園猫
近寄って見ますと、健康状態も悪くなさそうです。
フードを貰っているような痕跡もあるから、始終空腹でもなさそうだ。
ここで、黒い方のオス猫が飼い主の膝に前脚をかけるような勢いで
さかんに何か訴えてくる。彼の行動はたまに自宅で見掛けることが
あります。クルシャ君が思い出したようにやってきて、飼主に何か
訴えているのと同じ行動なわけです。
ぺろぺろする黒猫
顔を近づけて来て、とにかくぺろぺろする。
仲良しの片割れ、シールリンクスの女の子もぺろぺろするようになった。
状況からして、どうも
おいしいものちょうだいよ。
そう、おいしいものじゃないとだめよ!
ということらしい。
ということは、クルシャ君のぺろぺろも、要はちゅーるの催促
であったわけだな。
いや、それより君たち、なんで飼主が外出時に不意にフレンドリーな
外猫に出会ったときの挨拶用にと、ちゅーるを常時携行していることを
知っているのか?
あげます。あげますから、
あわてない、あわてない。
水のソーテール10: 光の樹 オノズカ (うるたやBOOKS)クリエーター情報なしうるたや