7月も半ばになりますと、京都市内は祇園祭の雰囲気となります。
そこで、市内の日常でかつ祇園祭中心地あたりでよく出会う
地元らしいものなど。
まず、志津屋のパンですね。
二条駅の駅舎が改築された際に、改札の向かい当たりに志津屋の
店舗ができたので、たまに利用しております。京都駅にもありますね。
今まで話題にしてなかったのですが、こちらのパンの充実度がものすごい
ことになっている。想像できる範囲で欲しいパンがすべて揃っているから
ひたすら感心するしかない。
カルネやチーズパンくらいで終わりだろうと思っていたら、豈図らんや
見たこと無いような新機軸の製品が次々出てくる。もうパン屋で見ること
はないだろうと思っていた、マンハッタンを見つけたときには胸が詰まりましたね。
一時、高級あんパンに走ったときにはどうなるかと思いましたが。
潜在力のある企業にはよくある試行錯誤だったのだろう。
こちらは、祇園祭の中心地あたりにある大箱居酒屋というのか、とにかく
キャパはある和食店。
大きな店やチェーン店は避けるのですが、寄ってみました。
すると、こちらもかなり充実していました。
小鉢の箱ランチを注文いたしました。こちらが、味付けを京風にして
あって、仕事もしっかりしてあるし、揚げ物は揚げたてだし、魚はすべて
骨抜きしてありました。
京都といいますと、玉露であります。
ものの説明には玉露はぬるい湯で淹れるようなことを書いてありますが
新茶の玉露の手揉み茶となりますと、水で淹れます。しかも氷水が良い。
この濃い緑に旨味と香りが充ちています。
水で出すと、このような色になります。
一煎目の味は、茶の旨味を集めたスープのような味。
じっくり舐めるように味わうことが出来ます。
実際、この玉露の一煎じ目を肴にして、飼主は冷酒を飲みました。
玉露で酒を飲むとか、贅沢なのかなんだか分かりませんが
実際非常に旨味が深く香りも高いので、最早所謂飲み物の茶とは違うモノです。
水で三煎ほど出しますと、ようやく爽やかな茶の風味になってきます。
何倍か飲んで、開いた茶の葉に出汁をかけて、また肴にしたり
そのまま茶の茶漬けにして食べるとまた旨い。
ところが、二時間でも置いておけばたちまち苦くなってよくある出がらし
みたいになってしまうので注意です。
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