クルシャ君の胸毛に顔を埋めると、花の香りがします。
春の風を受ける窓猫
その日は晴れていて、梅が満開。
近くの公園や神社にある花から香りが風に乗って飛び来たり、
窓辺で春の風に毛を揺らしていたクルシャ君の胸毛に香りが
移ったようです。
そして飼主も神社へ梅を観に出ます。
クルシャ君の胸毛にも花の香りが残るということは、困難だと
言われている生花の香りの保存も出来るんではなかろうかなどと
思いながら。
香りの保持物質を捉える方法は蒸留、圧縮、アブソリュートなんかで、
生花の揮発性の高い香りを捉えて香水などに加工するのは難しいらしい
のですが、今の技術なら既に可能になっているのかもしれない。
そこで、猫の胸毛に香りを晒して吸着するなどという実にファンシーな方法が
香り物質の捕獲に使われたりすると、飼主なんかは幸せなんですけどね。
春の花の香りの出所は、このあたりでしょうか。
お参りもします。
こちらは、飛び梅
実に地味な梅で見逃しそうですが、その昔を辿るには
十分。
句会の碑。いや、歌会だったかな。
こちらも梅になっています。
日没の背後にある山 (うるたやBOOKS)クリエーター情報なしうるたや
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