アリアン久しぶり。暑いので様子見に来ました。
クルシャ君といつも過ごしていると、アリアンの扱いについて
よく知っているはずなのに、接し方を外しそうになることがあります。
接触とか、遊び方とか、側に居るときの過ごし方に於いて、より
繊細でなければいけないのです。
繊細と言いましても、集中力が必要なわけではなくて、アクションを
ごく小さく控えめにして怖がらせないような接し方をしなければ
いけないということです。
たとえば、音量調節のツマミでクルシャ君が「大」ならアリアンは「極小」。
「中」くらいにして、節制したつもりでいると、怖がられてしまいます。
あの、あの子は元気でいるの?
あの子って
こいつですか? 病弱ですが、元気です。
などということを伝えておいてから、撫でたりブラッシングしたりしていると
アリアンも落ち着いてきて、彼女なりに大胆になってきて、ついにはしゃぐよう
になります。時間が必要なのです。クルシャ君みたいに会うなり首に抱きついて
きて、髪の毛を引っ張ったりしません。
アリアンのじゃれ遊び。それは飼主の持ってきた紐の端に向かって前脚を二度、三度
ばかり付きだして見せるような所作。ほとんど、それは所作と言うべき表現。
彼女にとっては、これだけのことが精一杯の悪戯なんだろうかと思うと、感動して
しまうのでした。
水のソーテール7: 海のアシラト (うるたやBOOKS)東寺 真生,明鹿 人丸うるたやBOOKS
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