廊下によく風が通るので、クルシャ君がこうして転がって
塞いでいることがあります。涼んでいるのか、飼主を困らせて
喜んでいるのかよく分かりません。
そういえば子猫の時から、高い場所にある、割れやすい物はすべて
叩き落としてくれたクルシャ君。
部屋の中にある勢いよく育ってきた植物は、枯れるまでいじめ抜いた
クルシャ君。
可愛く容赦なく悪気を貫く、そこがクルシャ君だよね。
大体クルシャ君の動機と問題行動の関係は分かっているので、
助けてジャクソン・ギャラクシーなんて言いません。
目の前に居るかけがえのないクルシャ君を、そのまま見ていればいいだけですよね。
いたずらが楽しいのは子猫の時だけですよ。
あれ。そうなんですか?
それでも、あまり放っておくと、いたずらで飼主を困らせることに
さすがのクルシャ君も限界を感じてくるようです。
楽して他人から好ましい反応だけを小手先で引きだそうとすることをいたずら
と言うならば、いたずらだけで世渡りする猫もヒトも、関係の価値に目覚める
ことはないのです。ヒトの場合は、言葉の表面だけ覚えて繰り返しているから
すぐに見抜けますよ。当人はそれでいいと公言してるから、寂しいし、得意に
なってればいいと思いますがね。
とにかく、クルシャ君は成長のいたずら段階を超えてきたようです。
構って貰いたい時には、近くにやって来て、それでも強引に誘うこともなく
見つめてくれるようになりました。
遊びたがって寄ってきた猫をいじる
こんな感じです。
飼主が手を出すと、歯を当てる程度に噛みついてきます。
それでも、構われることに成功したクルシャ君は、とても嬉しそうな
顔を見せてくれます。
満足した後は、こんな感じ。
いいことがあったら、
ひとりになれる場所に一度離れて
そこで余韻を楽しみます。
この楽しみは、クルシャ君だけのものです。
水のソーテール4: 酒神の血 サンギス・バッキウス (うるたやBOOKS)東寺 真生,明鹿 人丸うるたや
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