秀吉の京都普請以前において、五条の橋というのは松原通りという
五条より北にある通りに懸かっていたということです。京の五条の
橋の上というと、牛若丸の話で、弁慶と出会ったのが天使の宮だとか
西洞院だとか諸説ありつつも、いずれ飼主とクルシャ君のいるあたり
なのは間違い無いわけです。
こちらは、なにやら古風な縁を思わせるしだれ桜。
五條天神(天使宮)の桜です。
どうも弁慶牛若に比定したくなる飼主とクルシャ君ですが、主従じゃ
ないしね。勧進帳みたいにクルシャ君を救うために打ちすえるなんて
ありえないわけで。
クルシャ君のために飼主が立ち往生することはあっても。
屋島も鵯越もありませんよ
腰越状とか論外。
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