クルシャ君はふみふみしてお昼寝のようです。
つい先程、トルコにanahitaという楽団があることを知らされたので
便利なyoutubeで鑑賞いたしました。ほんのすこし前まで、こういうの
なかったんですけどね。いくつか拝見しましたところ、トルコの伝統的な
楽曲を演奏しているようです。
そのうち、これなんだ、と思ったのがこちら。
Anahita - Demedim mi (2016)
謎の神秘主義者がどうもイェニチェリに護られたスルタンらしき人物に
抵抗して処刑されるお話。
Demedim miって何ですか?
調べました。トルコ語で「私は言ってない」という意味らしい。
神秘主義者なので、思弁でも行為でもなく、一種の極めて特殊な直知を主張するのです。
そのため、誤解されやすく理解もされない。この歌詞は、神秘主義者も愛も神もこの世の
外にあって隔絶されているといったようなことを歌ってます。
実際、迫害されたスーフィーの実話が元になってるみたいですね。メフレヴィー教団か。
孤独と諦念と高貴な愛
昔、こんな曲がありましたね。
Georges Moustaki - Ma Solitude
小さな子供だった飼主は流行のずっと後でこの曲を聴いたとき、意味も分からないまま、
この修道士みたいなムスタキのことを一度で大好きになりました。
Demedim miを聴いた印象とどこか似ているのかもしれない。
くるもムスタキの孤独と同じで飼主にずっと
ついていきますよ。
むしろ、オマル・ハイヤムについて回るサーキィみたいなもんだと思いますね。
ノーコメントで
水のソーテール4: 酒神の血 サンギス・バッキウス (うるたやBOOKS)東寺 真生,明鹿 人丸うるたや
にほんブログ村