京都の壬生から島原のあたりといいますと、寺院が集中しています。
盂蘭盆の時期、祇園祭の風情を振り返りながら散歩していると
いい感じのパン尾を発見したりします。
函谷鉾の祇園囃子
鶏鳴狗盗。
祇園囃子を聞いていると、孟嘗君の話を鉾にした話なのに、合いの手に「虎」が
出てき居るように聞こえます。どうも「おとらじゃとらじゃ」といっているように
聞こえるのですが。実際、見送りと呼ばれる鉾の後ろの懸装品も虎の織物なんですよね。
鶏鳴狗盗に虎は出て来ないんだが。
壬生のあたりを歩いておりますと、初めて見る神社に遭遇。
家で調べたところ、地図でも発見できませんでした。
蛭子大神宮(すぎえびす)。ほぼ無名。ネット上で紹介されることもまず無い。
飼主に見つけられてしまったね。
函谷鉾の囃子/横から
その、函谷鉾の囃子の話に戻りますが、二つ並べてみてようやく囃子が同じもの
であることが分かります。去年から、来年の課題は祇園囃子を聞き分けていくこと、だと
宣言しておりましたが、このあたりでひとつ祇園囃子聞き分けの成果を幾分か果たした
ものと思います。
こちらは地図に載っているお寺。
赤い門は、その昔島原の太夫から寄進されたというお話。
手押しポンプが現役です。
この下に井戸があるようです。
七福神で有名。
そういえば、先程の神社の蛭子が七福神に入ってますが、その真言は
おんいんどらやそわか
インドラなんですよね、インドラ。
このへんはあまり言い立てるといけない敏感な部分です。
恒例になりました麺類。
立ち寄ったお寺のすぐ近くにあるのが、京都ラーメンの名店「横綱」。
ラーメン鉢には、 yokoduna と書いてあります。なんでyokozuna じゃないのか?
何百回も突っ込まれていると思います。ヘボン式なのかな。あるいは、かつては
本当によこどぅなと発音していたのか。日本語は変化しております。
帰り道にもうひとつ好物の古い建物発見。
こちらは昔の郵便局のようで、現在でも別の通りに面した建物でこちらに隣接している
部分が郵便局として営業中でございます。
19世紀の雰囲気を残した建物には、何故かアメリカンな調子の痕跡があります。
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