猫にとって、ご褒美的な何か、おやつ的な何かをつい与えてしまうと
それを何か既得権か何かであるかのように、毎回要求されてしまう
こと、ありますよね。
ウルタ君はあらゆる欲に関して淡泊だったので、いかなる既得権要求も
したことがなかったのですが、クルシャ君は貴族ではなくて、族長なので
民度の低い未開地の郷氏だか、ごく一部の民主主義体制下での田舎の有権者
みたいに強突く張りな要求をします。
つまり、よくある猫の姿。
いまのところ、彼の勝ち取った既得権はたったひとつ。
それは、毎朝ウェットフードをもらうこと。
仮に、ウェットフードを与えることを忘れたり、敢えて与えなかったりすると
昼過ぎまでずっと、くださいくださいあの何か忘れてませんかねえねえと要求
し続けます。
不憫なので、与えます。救いなのは、クルシャ君の要求が丁寧で上品なので
そんなに嫌なきがしない、というところでしょうか。
ただ、しつこい。
フードを食べてきた猫
しつこい要求もせずに、既得権を行使してきた朝のクルシャ君の動画です。
ごちそうさまの舌なめずりをしています。
ウェットフード食べると、こうして必ず報告に来ます。
あたりまえとは思っていないようで、毎回ごちそうさま、やありがとうございますと
伝えに来てくれます。
こんなことされるとつい、特別なおやつも既得権化しますよねえ。
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