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Channel: クルシャの天地
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松尾大社から月読神社

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真夏の神社シリーズ、これが最後です。

前回からは松尾大社に来ています。






拝殿でお参りです。

写真にはなっていませんでしたが、前回三年前に来たときと若干変わっています。
三年前といえば、ウルタ君がまだ元気だった頃ですね。その当時、松尾大社には
現在ほど参拝者にフレンドリーな案内や看板はありませんでした。

というより、普通にフレンドリーでした。

それが今はややフレンドリーにされていることが分かりすぎるくらいになって
きています。参拝客にとってはありがたい。







たとえばこちら。

境内奥にある瀧を祀った社なのですが、あちらに見える鳥居の近くから更に暗い
瀧の岩場を見ると、天狗の横顔に見える岩があるというのです。こんなことがわざわざ
看板に書いてある。しかも、その看板には写真まであって、どの岩が天狗の横顔なのか
まで示してあります。

以前はこんなに親切ではありませんでした。
神社もおもてなしの時代。

もしかすると、おもてなしが松尾大社の選択した神社の未来なのかもしれません。

この方向もある。







その天狗岩を見つけて撮影しようと思ったのですが、撮れていませんでした。
飼主はこういうのが苦手みたいです。

兜のクレストを立てたスパルタ人みたいなものは見えますが、とりあえずどこにも
天狗は見えません。

後で看板の写真と二回ほど見比べてから、ようやく分かりました。








拝観を申し出ますと、庭を見せて頂けます。

個性的な庭ですね。

と、言うよりない。








まるで、庭の拝観のついでのように、宝物館の見学もできます。
いやいや、むしろこっちに価値があるでしょう。


と、誰もが思うようなことを思いつつ、ちょっとした伝承で引っかかっていた
ことについて、こちら宝物館が見学できたおかげで、大いに助けになるヒント
を得たりしたのです。何事も、現場で現物を見て考えて思うこと。そうしないと
分からないこともあります。









ああ、これ写ってしまっていたのか。

写真左奥の方に、桶を横にしたものが三つ並んでいますね。
これ、松尾大社でしかやっていない運試しです。

棒を投げて樽の中の穴を通せたら、大吉なんだそうですが、誰もやってませんでした。








この奥に磐座があって、目前まで行けるそうですが、今日は辞退いたします。








真夏の松尾の山の雰囲気。

涼しくて、樹木の芳香の混じった、瑞々しい空気が充ちています。









実はここに来るまでに、他の神社の参道を歩いていて、顔や頭に小石が飛んでくることが
何度もあったので、どんな鳥がイタズラしているのか写真にしてやろうと思って撮った
ものの、案の定何も写ってませんでしたね。カラスかな。









斜面にはアジサイ。

季節は過ぎてしまいました。





すこし歩いて、近くにある月読神社に参ります。





石碑に由来が書いてあります。










真新しい鳥居。

中も綺麗で清浄。









この水溜というか小さな池のようなものが妙に気になりましたので動画に
してあります。






月読神社境内




いかにも真夏の神社の境内ですよね。
何も考えずに立ち尽くしていたくなります。











この水が穢解と書いてある鉢によって、特別な水として提供されています。
なんでも、汚れを除くとか。
飲用不可ということだったので、飼主はタオルに浸けておいてから絞って
腕や首を拭き回しました。多分、こんな使い方で間違っていないと思う。
実際、汚れをぬぐったわけだし。冷たい自然湧水なので、さっぱりします。









この写真。あの中央の街灯のようなものさえなければ、1000年前の風景。







大きな木を見上げて、感嘆するという暮らしをしてないな。








こちら、なぜか聖徳太子が祀られています。
敢えて言いますが、本朝における仏法の庇護者ですからね、聖徳太子。

まったく気にしない。








もう、自販機に屋根があっても気にしない。


今年はかような終わり方でもって失礼致します。
年内に必ず、含意深い別の記事が出ますので、お待ち頂けるならば幸いでございます。










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