猫のように歩く。
つま先立ちで、前脚に後ろ脚の足跡を合わせるように繊細に
几帳面に優雅に歩く。その姿は隙がなく、充実していて、不敵。
夜中に見下ろしていると、どこかの野生の弱い妖精みたいな
クルシャ君でも、猫らしい歩き方をすることがあります。
弱い妖精、この弱いっていうところが大事。
天狗でいうと木葉天狗(こっぱてんぐ)というやつです。
あの歩き方に名前はついていないものかと、キャットウォークという言葉を
調べたのですが、違う意味ですね。高所作業用の細い簡易通路のことを
キャットウォークというのです。確かに、高くて細い場所を器用に猫が歩いて
ますよね。ファッションショーのランウェイもキャットウォークと呼ぶらしい。
やはり細い通路のことなのですが、「猫っぽく歩く」というニュアンスが入って
いるのかもしれません。
あの歩き方に名前があるならお教え願いたい。
「猫のように歩く」としか言えないのかな。
そんなクルシャ君の、猫っぽい歩き方。いまのところ最も猫らしい歩き方
を動画にすることができました。
尻尾を立てて歩く猫
基本はやはり、こうして存分にしっぽを立てて歩くことですよね。
前から見るとお獅子。後ろから見ると、ジョセフィン・ベイカー。
なんだそれ、と思う方はバーレスクな感じだと思って下さい。
このいたずら小僧が、バーレスク。
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