$ 0 0 猫写真を撮影する際の難しさはただ一つ彼等の目線を拾うことです。これでクルシャ君の瞳の持つ複雑な色味も解るわけですけれどもそれよりも、顔と表情を捕らえるには、彼等に上を向いてもらわなければいけないわけです。こちらは形の面白さを捕らえた写真なので、目線を捕らえてはおりませんけれども。こうして、すぐに顔へと寄って参ります。随猫興説二 下 (うるたやBOOKS)明鹿 人丸うるたや