暗い顔をしているクルシャ君。
そろそろ今年も総括したいのですが、飼主が最も震えたのは出生数が70万人を割ったことですかね。
引用記事では「婚姻数の減少」を理由としていますがそうではない。労働市場に女性が参加してきたこと、一人当たりGDPがG7で最下位になったこと、エンゲル係数が世界一になったことと無関係では無いと思われるよ。
いつか「国民総活躍」という言葉を聞いたことがあると思うが、あれは即ち大動員令だったのですよ。人間の再生産はとても手間が掛かる。時間も掛かる。そんなことしてないで、老若男女を全て労働に動員して少しでも稼ぐように国策で定められたのだ。
貧しい国家に希望など無い。新たな国民は希望が無いと産まれてこない。そして、この国には希望も成長も無い。故に人口増の基本戦略は棄てられた。

そんなことより、今からいたずらしますよ。
出生数より移民の数が多くなる。それでも、人口は減少する。
【地理】2050年都道府県の人口ランキング【過疎】

ここでいたずらします。
高齢者にも働くインセンティブが導入されている。長い教育は不要とされて、大学の授業料は値上げされている。戦前にもこんなことがあった。大陸に渡って生産に励もう、という宣伝がありましたね。

立ち上がってばりばりしまーす。
国家による労働力の掘り起こし対象は、所謂ニートにまで及んでいます。ニート専用給付金というのがあるんですね。

おや、ここ開きそうですよ。
あ、いたずらしてる。

明鹿 人丸うるたや