細くなりながら、食事も喉を通らず毎日頑張っていたアリアンが去りました。
大型の猫でしたが、弱くなった頃には体重も1.6キロになっていました。
耳も聞こえず、彼女の視界に入って挨拶してから触れなければ驚かれて仕舞う状態でした。
去ってしまう二週間ほど前のアリアンでしたが、この後急激に衰弱していきます。
瞳の色も澄んでいました。
ウルタ君を記憶としてこの世界に保っていたアリアン。
辛そうにはしていなかったのが救いです。
最後の一月間程は排便にも苦労していましたので、襁褓をしていました。
とても細くなったアリアン、子猫の時、段ボールに入れられていた時に迎えに行った日のことを飼主は何度も想い出します。
「ここから早く出して」と飼主の胸に飛び込んできてくれましたね。
そしてウルタ君としばらく暮らしている間「こんなに幸せでいいの」といつも喜んでくれましたね。