今年は年初から大変だった。一年が五年分ぐらいありましたね。見送られるかどうかも、この歳は定かでは無い。
いつものように窓辺で振り返ったりしているクルシャ君です。
日常の取り回しで日を過ごすと、過ぎるのは早いが、何も残らない。
それ故に、今日が最後と思いながらも、寝て過ごしたりもするのです。
意味が分かりません。
酔生夢死を覚悟するという、死に場所が無い武士みたいなものだ。
ええ?
『日暮硯』にはやることないし、死に場所も無い。趣味は金が掛かる。覚悟して午睡をするのみである、などと書いてある。武士道というのは、そんなものです。日本の武士道は午睡なのだ。
21世紀直前の隠秘学-謎 奇現象 方法論 四 (うるたやBOOKS)
明鹿 人丸うるたや