$ 0 0 クルシャ君、秋の日暮れに窓辺で過ごしています。首回りのマフの白毛に秋の柔らかい光が射し込んで金色に見えます。小さな足で、狭い場所を器用に渡っています。小柄なクルシャ君でも、こうして角度を付けて光の助けがあれば、立派な獅子の子くらいには見えますよ。見えないか。この日は、もう少し日が傾くまでこの場所に居てくれました。夕日と一緒にクルシャ君の影を捉えてみたいと思いますよ。螢火白楊 (うるたやBOOKS)東寺 真生うるたや