歩いた先の、町家に続く細道の奥に素晴らしい店を見つけてしまったお話の続き。
器が全て選ばれている。良い店の特徴です。
この形の箸置を、敢えて前から撮影する。
皆が取る角度から描くな、と若冲に教えて貰いました。写真も同じです。
これなんですが、唸るポテサラ。
ご存知かも知れませんが、京都市の店でポテサラを頼むと全部違います。というより、必ず何か唸らせて貰えます。
小皿も金で繋いであるようなものを出してくださいます。
そして夢幻では無いか、と目を疑ったのがこちら。
飼主がかつて絶賛した、責めの名酒「死神」が置いてあるのであります。
ありえない。普通の店は、縁起悪いから決して置かないだろうと出先で呑むことは無いだろうと、諦めていた奇跡が目の前に。
もちろん、頼みました。我が目を疑いつつ。