前回に続きまして、クルシャ君がキツネクッキーのパッケージとデザインがふわふわに徹している、というだけでその箱を目当てにイタズラを仕掛けている場面の写真。
長い間箱に頭を入れながら、彼が探っていたモノの本体がこちら。朱い緩衝材。
瞳孔を開いたクルシャ君が差し出して見せる、この緩衝材なのですが所謂既製品では無い。稲荷社がよく用いる鳥居の朱色、あをによし、の丹即ち硫化水銀の色をした画用紙をわざわざシュレッドしたオーダーメイドか手作り品なのでした。
クルシャ君としては、イメージがふわふわなのに玩具として提供して貰える緩衝材の気の利いた造りまでもがふわふわなので、その細部への抜かりなさにテンション上がって仕方ない。
ふわふわにイタズラする猫の気持ちも掴んで離さない。
嬉しくて、取り込んだならば、もう誰にも渡さないといった感じ。
なんだか楽しそうで良いな。
そうそうクルシャ君、君の悪行は一部始終動画にさせて貰ってるよ。
悪行を続ける猫
カメラなど気にしていない。もちろん、撮影されていることは知ってます。
そういえば、キツネのふわふわに触れたことが無い。換毛期の裸同然のタヌキを山で見て、ぎょっとしたことはある。
さて、クルシャ君。先日はパリ祭だったのに、飼主の持つカレンダーには「ゼリーの日」なんて書いてあったよ。ゆるいな、今年も。
ウルタールのうる: 巻三十一 (うるたやBOOKS)
明鹿 人丸うるたや