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Channel: クルシャの天地
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睡蓮が開花完了するまで

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前回予告しておりました通り、二年目に季節に合わせて咲いてくれた睡蓮鉢の睡蓮が天晴れなので写真にしているところです。




前回の記事から、花の様子を並べて御覧になるならば、継時的に並んでいるのがお判りになるでしょう。そうです。そこにあるものだから、時間を花で見せるなどという暇人しかできないことも昼間あれこれ為しながらもできてしまうのです。






何か言いたそうな顔をしているな、クルシャ君。
睡蓮もやがて満開になるだろう。午前中から咲き始めて、午後二時頃に満開になるというのを四日くらい繰り返すらしい。







この花を見て、あれを連想される方もあるでしょう。盂蘭盆に仏前へお供えする、落雁などという偽菓子ですな。
スーパーなんかで売っている蓮の形をしたような「落雁」は食べるものでは無いから、口にしてはいけませんよ。稀に食べる方がおられて、落雁なんてものは口の中が泡だらけになる不味い食べ物だ、と誤解なさってる方が随分と居る。




その話は止めた方が。

そうかな?最近はすっかり見ないから、あんなものを口にして被害に遭われる方もいないんではないか?あくまで、「きれいな供え物」の型菓子だから、本来の茶菓子である落雁の名を借りているだけで、本物の落雁とは別物なんであるよ。







おや、咲ききったようですね。
睡蓮も午後二時をよく知っている。




人生で知らない方が良かった、と知ってから思うこと10の中に入る人いますよ。

さようであるならば、早めに知るべきであるな。
















ウルタールのうる: 巻二十三 (うるたやBOOKS)
明鹿 人丸うるたや 

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