桜が咲く前に出掛けた嵐山にて、枯蓮を眺めながら時に会わなかった埋もれ木の終わりを穏やかに思う時を過ごし、美術館から貰ってきたパンフレットでクルシャ君と遊びましたよ。
パンフレットの顔を切り抜くと、猫が虎になるという趣向。しかも応挙の虎だぞクルシャ君。
嫌がってますね。あれほど虎になりたがってたのに。こういうのじゃない、と思ってるんですかね。何者でも、別の何かになる希望は持てる。そして幾分かは叶うものだよ。
しかし、大概は思うとおりにならない。
我慢しなさい。分相応というものだ。
先月、朔しぼりの春隣を手に入れたのです。
無濾過純米生原酒。
日本酒はこれに限る。
ところで先年、バス待ちをしていた飼主の周囲を何か言いたそうにぐるぐる回っていた青年と先日再会しました。こちらは挙動と顔を覚えているがあちら様も同じようであった。彼は再会した際に胸に抱く猫リュック(窓付き)を抱えていて、とても幸せそうでした。そうか、あの時君は飼主が猫ブログ書いていて、世界がどうなるかをも理解していたんですね。猫の国にようこそ。優しい、優しい人になって世界を救って下さい。頼みますよ。