クルシャ君のキャットタワー脇にございます温帯性睡蓮でありますが、園芸家の諸氏の意見をざっと見ましたところ、葉と茎とを苅って球根にせよ、とかいや何もせず放置せよなどいろんな意見が御座いまして、飼主も世話をして初年なものですから、どうしたものかと悩みつつも、放置することにしたら、まあ枯れない。
植物に容赦ないクルシャ君でも、睡蓮には手を出さないことが分かりましたので、安心しております。
厳冬を経ても枯れない事は、霜雪の来るに及びて松柏の凋むに遅るるを知る、くらいのことでありますよ。
「論語」子罕に、そんなような事が書いてある。
質や筋が良いと、難事をよく耐えるのである。
クルシャ君がよく頑張って、虚弱な時期を乗り越えたような事かな。ちょっと違うか。
似たようなのに疾風勁草なんてのがあるが、あれは友選びみたいな文脈でね。飼主にはテンペストしかないから、友達がからきし居ないんだってさ。