椅子で寝ているクルシャ君が座面から後ろ足を遅らせているところ。
こうして足を出していても、尻尾で見せて良いところだけ見せます。ヒトが見ているわけでも無いのに、なんだか隠れていても居住まいができた上品さがあります。
猫の品位は、下手をすると世界で流通しているどの金融商品よりも信頼性と流動性が確保できているかもしれない。
想い出すならば、ウルタ君は上品というより高貴でした。しかし、偶に野獣になっていた。頭も良いが、頭の良さを破壊行為に用いておりました。
クルシャ君も上品だけれども、要求が始まると飼主が応じるまで決して諦めない。
サオシュ様などは、上品で且つ義心に篤いのだけれども愚かで、いろいろ失敗してましたね。
どんな猫からでも品位というものを学ぶことが出来ます。彼ら全てに備わっているようですから。
水のソーテール10: 光の樹 オノズカ (うるたやBOOKS)
東寺 真生うるたや