クルシャ君、本日は独りで歩きながら彼と話をする特別な日なので、飼主は外出しますね。
話しかけると、クルシャ君は獲物を見つけていたようで対象を凝視中でした。
どこまでも高い空。
本日は、第九回のうる忌です。
ウルタ君この世は予定通り、大変なことになっていますよ。
君が生前いつも護ってくれていた机から、君のことについての世界も広がり続けています。
できれば同じ空を見たかったが、猫の居る神社に行って君のことを一日想うことにしました。
神木が楠だと、飼主なんか小太刀を探して打ち込み200本とかやってたことしかもう思い出せない。
この日は猫が居ませんでしたね。
ウルタールのうる: 巻三十 (うるたやBOOKS)
明鹿 人丸うるたや