リビングで飼主の目の前に居座り、おしりで挨拶してくれている律儀なクルシャ君です。
このとき、彼の後ろ足を見ますと、きれいに交差して尻尾の下に収めていることが解ります。
中世武士の有職故実に倣った礼法でもあるんではないかと思わせるくらい、彼のセルフコントロールはよく行き届いています。
飼主としても、できる猫になってくれたことについては、言うことは無いわけであります。
狩衣烏帽子姿で、きっちり座っている姿をつい想像してしまいますね。
前脚も揃えます。
それはいいんだがクルシャ君、前回話をしたように、単にできる猫で君は満足してはいけないし、飼主はそれ以上を望む。
もちろん、健康であることが一番ですけれども。
生活上で、自己とリスクとを管理できるようになったら次は間主観性というやつを獲得してみよう。
変なこと言われて、理解できず、クルシャ君鼻が欠けてしまう
レンズがいくつかあるカメラの焦点調整がズレて、鼻が消えた写真になったようです。
占い師の神頼み1: 第Ⅰ話 占い師の神頼み (うるたやBOOKS)
花京院 禅蝶うるたや