猫と暮らすと、ファブリックの命は短命です。飼主も名物裂というのをいくつか持ってますが、クルシャ君の前で出した事無いですからね。
特にリビングのソファーなんか、どんな素材でも破壊されます。ウルタ君が居た頃は、彼の爪とぎ力を考慮して、特に堅牢な籐のソファーにしてたのですが、まあ肘の部分から解体されていきましたよね、
籐素材でもそんなことになるわけで、居間のソファも狼藉を受けて哀れな姿になっております。
ただし、カバーをなんとか調達することでソファらしい佇まいを保っているのです。
猫の挨拶と征服行為とは、とても似ていますが、すこし違う。
どちらもやはりおしりを使うのですけれども、クルシャ君がこの顔でやっているのは征服行為の方です。征服対象は、ラップ用の黒い不織布。それもまた哀れな姿となっているので、お見せしていませんよ。
支配、君臨、睥睨
今日も仕事しましたね、族長。
水のソーテール 1: 洗礼の天人 (うるたやBOOKS)
東寺 真生うるたや