クルシャ君、この日は昼間に時間があったので、一緒に遊びましたね。
おもちゃで遊ぶより、追いかけたり隠れたりするのが好きなようで、飼主も階段降りたり登ったり、端から端まで走ったりアンブッシュしたりして息が上がりました。
お互い虚弱でも、たまには運動しませんと。
不活発でもぼんやりしてるわけではないんだが、身の程を知らず人並みのことはできませんのでね。
でも動くときには動きますよ。
クルシャ君も、時が至れば並の猫を超えた集中力を発揮して神懸かることがあります。
神懸かった瞬間のクルシャ君(イメージ)
写真が暗くてブレているので、それらしく撮れました。何かの気配に集中しているようです。
クルシャ君が集中した対象は、贈り物だったようです。
地元の抹茶菓子メーカーによる、抹茶生チョコ。
パッケージが奢っていて、なかなか素敵です。この場合の「奢っている」はもちろんいい意味です。日本語でも使うのが難しい部類の言葉。褒め言葉にするときには、毎回意味を指定しながら使わないとすぐ誤解されがち。
飼主が身の程知らずに人並みを主張するならば奢りなんでしょうが、このパッケージのように価値の高さを示すならば、分かる人には選びやすいことになるわけで、合理的な奢りなんでありますよ。
正しい価値を示しているので、無駄遣いでも瞞しでも無い。
中身はこのようなものでした。
ひとつがとにかく限界まで濃いくらいの抹茶なので、小さいのに半分くらいで充分満足します。
余り知らない日本酒も手に入れました。
米の香りが際立つけれども、味が昔の日本酒。珍しいタイプなんじやないか。
などと言っている間に、クルシャ君の神懸かりが解けたようです。