窓辺から外を見つめているクルシャ君、空気が毎日変わってきて
いることもよく分かっているみたいです。
うつむきクル。
飼主の住んでいる都市には東と西に川があります。
その川の内側に囲まれた地域から見て、川の向こうは異界であります。
ちょっと離れて川渡ったくらいで異界に入ったり出たり、面倒な
ことだったのです。時代を経てくると、異界も減ってきて、この世も同質的に
平たくなってくるのかと思っていたら、まだまだ異界だらけなんですね。
そうそう、先日の胸騒ぎの件なんですが、原因はコーヒーの飲み過ぎでした。
カフェイン余計に摂取して、心臓に負担を感じたら、胸騒ぎみたいになります。
というより、文字通り胸騒ぎを起こしていたのです。
クルシャ君は二回目の夏ですが、前回の夏は
こんな様子だったので、そんなに暑くなかったはずです。
今は、倍くらい毛が伸びています。
なんとかして乗り切るしかないよね、クルシャ君。
飼主も倒れないように気をつけます。
ところでその異界の話なのですが、飼主の居るあたりは世界有数の
異界モザイク分布地域なので、一年を通してあちこち
で異界が閉じたり開いたりしています。
その一年のうちでも、夏から秋までが特に頻繁に異界が出たり消えたり
してます。
さすがに、見えない館がどこかにあって、中で悪魔を合体させていたりはしない
のですが、山の方に行くと、廃れた神社がありまして、今は失われた「鎮魂帰神」
の道場であったことが窺われたりするのであります。本当です。
これもね、まだおとなしい部類でして、生駒山麓なんか(以下略)
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