Quantcast
Channel: クルシャの天地
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2253

酒米の味が未だ良く分からない

$
0
0



以前発見した良い店への二度目の訪問です。

今回は、しっかりした目的があって伺いました。







目的はこちら。

酒米、亀の尾で作ってある純米酒。

亀の尾、についてはおそらく『荘子』が出典。
祭り上げられて甲羅を焼かれるより、泥の中で尾を曳いて
這いずり回っている亀の方がましだ、とかそんな話でございます。

養生の話なわけですが、権力を警戒しなさいという趣旨
に加えて、「自適によって天命を全うしなさい」という
ニュアンスがございます。


荘周がいかに危険思想の持ち主であったか。
いかに猫的であったか、よく分かりますよね。
亀の話なんですが。







この日、とても美味だったのがこちら。

里芋を揚げたところにチーズがかけてあります。

その里芋も、まずは煮てあって、味がしみて
柔らかくなったものを使っています。








その、目的だった日本酒なんですが、酒米「亀の尾」の
味をこの際覚えようと思って、しっかり味わって参りました。

しかし、まだよく分からない。

日本酒の評なんかを読んでみると、酒米の違いについて言及
してあったりするんですが、純米酒の味だけで米の違いが
分かるほど、飼主はどうもいい舌をしていないようです。







純米酒でないものを飲むと、その違いに震えるんだけど。










そしてまた、違う米の酒を試して、どう違うのかを覚えよう
とはしているところでございます。






ウルタールのうる総集編: 3 (うるたやBOOKS)明鹿 人丸うるたや


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2253

Trending Articles