祇園祭の山鉾あとのまつり。
基本的に地域で山鉾を仕立てる祭です。
中には地域住民が減って存続が危機的になったという話がかつてあったり、
以前は数多く山鉾があったけれども、減ってしまったとか、あるいはかつてあった
山鉾が支援を得て復活したとか栄枯盛衰がございます。
こちらは鷹山という、休み山です。
山を仕立てるまでには組織力や資金力や資材が揃っていないが、
ある程度のプレゼンはできる状態。
侍烏帽子を着けた鷹匠みたいな作りたてが展示してあります。
いつ頃の作か分からないが、そんなに古くもなさそうです。
右下に、犬がいるんですよね。
鷹狩りに犬も連れて行ったのだろうか。
すると役割的には、鷹の仕留めた小鳥を咥えて持ち帰る
レトリーバーみたいな役目なんだろうか。
この作り物を見ると、鷹より犬を見てしまうな。
掛け物は鷹であります。
みんな犬見るから、鷹を強調しておきたかった。
そうであろう。分かりますよ。
囃子の演奏もございました。
祇園祭 休み山 鷹山 囃子
鷹山の展開場所の一隅で囃子。
この囃子、荘重で心地良い。
こうして撮影するのにも最適なライティングでもありました。
ただし、終わりそうで終わらない。
こうした提灯も二晩ほどで見られなくなってしまいます。
近くの鈴鹿山まで寄ってみても、提灯ばかり撮影。
不可思議立体 (うるたやBOOKS)クリエーター情報なしうるたや