クルシャ君、去年くらい、いや長年ずっと知りたいことがあったんだが、
ひな祭りのお菓子ってあるよね。ひなあられ、菱餅だが、菱餅って旨いのか?
こんな感じの餅ですよね
色味はそんな感じ。
だが、毛は生えてない。
ふわふわかふかふかでドライよりウェットなら
美味しいんじゃありませんかね。
実に猫的な回答ありがとうございます。
近くに京雛の店があるから覗いてきたのだが
京雛というのは所謂浅草橋あたりの雛人形とはまた違う趣がある。
ふわふわかふかふか
寝てますね。
こんな感じだ。
『口遊註解』によれば、婚礼時に人形が結納品として供えられ、かつ
妙な話だが「セキレイの像」などもそこに加えたのだという。
この「鶺鴒(せきれい)の像」であるが、幼い夫婦のためにそれとなく性教育を
示唆したものであったという。小川あたりで鶺鴒が地面に居るところを観察
していれば、かの鳥が独特な動きをして居るのがお分かりになるでしょう。
これ以上言い出すと、敬愛する南方熊楠先生みたいになっちまうので、止めます。
貝合もあるぞ。
この貝合わせだが、現物はなかなか小さいものだ。
大和ハマグリ自体が稀少なので生産数も少ないはず。
工芸品の伝来品でも、すべて揃っているものは少ない。
欠けたり失せたりしているのです。同じ貝でないと決して接合しない
ということから、これも婚礼の品として用いられた。
ちなみに、ぐれる、なんていいますが、あの不良がクレるのぐれる、の
語源は貝合の貝が合わないことを「はまぐり」をひっくり返して「ぐりはま」と
呼んだことが語源である。不適応すなわちぐれている、ということですな。
そもそも何故婚礼に、とかやるとまた敬愛する南方熊楠先生みたいに
なるので止めておきます。
なかなか細密であります。たしかに、簡単に欠けそうだ。
しかも残念なことに、この貝はヤマトハマグリではなかった。
既に入手もできなくなっているらしい。
このような姿で婚礼、できる場所は京都にあります。
せっかくだから、京人形のようになられてはいかがか、と誰かに
言っておきましょう。
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