京都市中京区にある御金神社
先月の夜、偶然立ち寄ったところ、祭りの後の雰囲気でした。
伝統的な神社の形式から、テーマ施設の様式にシフトして万民の切実で
ささやかな志向の方を向いた御金神社は、地域のまたささやかな夏祭り
の要望にもしっかりと応えているのでした。
拝金主義に迎合したけしからん神社、という批判は最初から覚悟していた
にしても、自棄になって自らを更に卑しめるようなことは決してしていない
のでした。
人も神社も組織も、こうして細かく見ると拠り所や立ち方が
分かりますね。他を簡単に何かに落とし込む主体に限って自らはあらゆる
他者からの規定から自由であると思い込みがちなのは、飼主も常に自省
するところであります。
翌日は嵐山。
京都に来てここ五年くらい、実は初めてやってきました。
もっと昔に来たことはありました。賑わいはかつてと変わりませんね。
日没の背後にある山 (うるたやBOOKS)東寺 真生,明鹿 人丸うるたや
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